13: 今日の一皿は鰤(ぶり)の握り

  ぶりは出世魚といわれ大きくなると呼び名が変わってきます。ザックリとよく耳にする名前が、関東の場合はイナダ (60 cm位まで) →  ブリ(80 cm以上)関西の場合はハマチ (40-60 cm) → ブリ(80 cm以上)細かく分けるともっと呼び名があるようですが、一般のスーパーで売ってる呼称は二種類くらいだと思います

今日の握りはそんなブリの腹の部分です。もともと脂が多い魚なので、ガッツリわさびを聞かせたほうが旨いと思います


ぶりの栄養成分

ブリ ハマチ(イナダ含む)・・・良質なタンパク質と脂質が含まれてます。タンパク質は免疫機能を高める事や疲労回復に効果があると言われてます。よく耳にする受験生にはドコサヘキサエン酸ですが、これは血液をサラサラにすることや記憶力の向上や老化防止(アルツハイマー病等予防)改善に有効であるといわれています。これは人間の脳や神経組織に多く存在する細胞で、成分が減ってくると脳神経等に障害が出やすいためと言われてます。a抗酸化作用-免疫力,a老化防止,a高血圧,a動脈硬化,


ブリトロとでも呼ぶのでしょうか? 腹の部分です

握り 鰤(ぶり)

下記は3枚におろした状態です

イナダのおろし方11

 身の方の腹の部分の薄皮を取ります。

イナダのおろし方12

このようになります

イナダのおろし方13

 身の真ん中の骨を包丁で頭から尾へ切りながら取ります。

イナダのおろし方14

この皮をひいた一本が下記のマグロと同じ状態です

イナダのおろし方115